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グリーンニュース

 

フランス・パリでパリ協定が採択されました。

 地球温暖化のはなしでも述べたように、世界は危機に瀕しています。それを防ぐために1997年に京都議定書が採択されました。京都議定書は、2008〜2012年の5年間の温暖化ガスの排出量の平均を、原則として1990 年の排出量を基準に○%減らすというかたちで、 先進国の数値目標を設定し、各国がその目標を達成することを義務づけていました。

イメージ1 2013年以降2020年までは、2010年の会議で合意した政治的合意に基づいて各国が2020年目標を提出しています。しかし、各国が提出した2020年目標を積み上げても、気温上昇を2℃未満に抑えるという“2℃目標”を達成できるほど排出を削減できません。そのため、2020年以降は先進国も途上国もすべての国が削減目標を約束するような国際条約の合意をめざし、2015年の会議においてパリ協定が合意されました。パリ協定では、工業化前と比して世界の平均気温の上昇を 2℃を十分に下回る水準に抑制し、1.5℃以内 に抑えるよう努力するという長期目標がたてられました。
 この目標は簡単に達成できるものではありませんが、今後、私たち一人一人が、温室効果ガスの排出量を減らしていくことが重要であります。

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